メタンガス除去設備

温泉は、人に癒しを与えるものであって、脅威を与えるものであってはなりません!!

温泉に含まれるメタンガスとは

温泉の湧出する地域によっては、可燃性の天然ガスを伴う場合があります。それは、地下の堆積物中にいる微生物の分解によって生成されるものが大半です。

昔、河川・沼等であった場所には、温泉中にメタンガスが混合していることがよくあります。可燃性天然ガス中、その大部分を占めるメタンは、常温・常圧の状態で無色・無臭の気体であり人に対する毒性はありません。しかし、空気と容易に爆発混合ガスを形成し、何らかの着火源があるとガス爆発などの事故を引き起こす危険を抱えています。
また、濃厚になると酸素欠乏による呼吸困難や窒息といった災害を引き起こします。そこで、メタンガスを抜くことを目的とした、適切なガス分離・排出装置の設置が必要となります。

メタンガス除去 に関する法令

 環境省は、2008年5月に温泉法の改正を公布しました。従来の目的である、「温泉の保護」「利用の適正」に加え「温泉採取等に伴い発生する天然ガスによる災害の防止」を目的に追加しました。尚、環境省によれば、可燃性天然ガスとは、その大部分を占めるメタン以外にエタン・プロパン・硫化水素も概念上は含まれるが、技術基準は、メタンによる火災・爆発事故を念頭に策定されています。この温泉法の施行が2008年10月1日から実施されており、温泉を利用する施設を建設する場合、可燃性天然ガスに対する措置が必要となっています。

温泉法改正のポイント

温泉法改正のポイントとしては、温泉利用を都道府県が許可する際の基準として、新たな安全対策の実施が追加されました。
具体的には、ガス分離設備を設置して分離したガスを大気へ排出します。この範囲内は、関係者以外の立ち入りを禁止し、更に火気の使用を禁止し、消火器を置くこととしています。また、配線ケーブル等を通じた可燃性ガスの侵入の遮断も必要です。汲み上げ設備などが屋内にある場合には、ガス検知器・ガス警報装置の設置、更に換気設備を設け十分な換気が行われるようにします。その他、新設電気設備の防爆化も必要となります。
これから建設される施設については、可燃性天然ガス発生設備は、屋外に設置しなければなりません。

可燃性天然ガス対策

温泉は地域によっては、可燃性の天然ガスを伴う場合があります。可燃性天然ガス中、その大部分を占めるメタンは、常温・常圧の状態で無色・無臭の気体であり人に対する毒性はありません。しかし、空気と容易に爆発混合ガスを形成し、何らかの着火源があるとガス爆発などの事故を引き起こす危険を抱えています。
また、濃厚になると酸素欠乏による呼吸困難や窒息といった災害を引き起こします。そこで、温泉からメタンガスを除去するガス分離・排出装置の設置が必要となります。

当社では、温泉施設の設計・施工・メンテナンスに関わるノウハウを活用し、可燃性天然ガスが混入している温泉に関しましても各都道府県の指針に基づきながら安全・確実なシステムをご提供させて頂きます。

ガスセパレータと称されるものにもいろいろあります。ただ温泉水を大気に開放させるだけのものもあります。このような方法の場合、基準値以下の濃度に出来ない場合が多々あります。ガスセパレータを設置しても、メタンガス濃度を基準値以下にできなければ何の意味もありません。当社はお客様が安心して温泉が利用できますように、責任を持ってご提案させて頂きます。

当社のメタンガス除去システムをご採用頂いた方には、最終検知箇所において槽内空気濃度測定法でLEL25%以下にすることをお約束いたします。

  • %LELとは爆発下限界に対する割合を百分率で表したものでメタンガスの場合は下限界5%を100として表示したものです。
  • 温泉の泉質は変わることがあります。メタンガスの含有量についても同じです。設置後も定期的に検査・確認をしてください。

メタンガス除去の流れ  

※ 温泉に含まれるメタンガスは、ガスセパレータで除去するのではなくガス分離設備全体で除去します。

水中ポンプ

井戸坑内では、温泉水の中はもちろん、空気層部分にもガスが含まれています。
この空気層に溜まったガスも大気に排出出来るようにしておかなければなりません。
井戸蓋に取り付けられた通気管よりメタンガスを排出します。

 

 

 

ガスセパレータ

拡散・乱流等によりガス分離しやすい状況をつくる装置です。
分離されたガスは排気管より大気へ排出されます。
ガス分離装置の中では、一番初めに温泉水に含まれたガスを分離させ、大気に放出させます。

 

留槽

ガスセパレータで除去しきれなかったメタンガスをここで再度除去します。
温泉を循環・拡散することによりメタンガスを大気へ排出します。

 

温泉槽

施設へ温泉を供給する為、メタンガスを除去した温泉を貯めるタンクです。槽内空気濃度測定法にて25%以下の状態で温泉を貯めます。ここで温度を加えるとメタンガスが検出さる場合があります。

 

当社では、この温泉法改正に合わせ、事業所の皆様へ以下の内容がご提供可能です。

  • 都道府県への許可申請・確認申請支援
  • 法に沿った対策の為の現地調査及び改善設備の提案
  • 可燃性天然ガス除去設備の設計・施工
  • 安全管理マニュアルの作成支援
  • 設備等の維持管理

 

ガスセパレーターの能力・設置方法・その他メタンガス除去に必要な装置・機器等についてはお客様の施設に応じてコーディネートいたします!